石田衣良『逝年』

[`evernote` not found]
LINEで送る
LinkedIn にシェア

『娼年』の続きもの。

それにしてもこの作者は40代後半の女性をも優しく描写するものだ。

大学生の主人公りょうが娼夫として女性を抱く話なのだが全くと言っていいほどエロくない。端的に描写されているだけにそれほど卑猥な感じがしないのだ。

もしかすると女性が読むと興奮を覚えるのかもしれないが…。

最後、HIVが発症して余命数ヶ月となった女性経営者と身体をあわせる場面では、愛情という言葉よりも慈愛といった感すらした。



コメントを残す